アメリカ で大人気の HQ Trivia (エイチキュー トリビア) という クイズアプリ はご存知でしょうか。
2017年8月に iPhone版アプリ が リリース されてから大人気となり、現在では 100万人以上 が一斉に クイズ を行う回も出てきています。
今回は クイズミリオネア の アプリ版 HQ Trivia が大人気のわけについて ご紹介 いたします。
目次
HQ Trivia とは
画像引用 : App Store HQ – Live Trivia Game Show
HQ Trivia とは 西海岸時間 のお昼の12時、午後6時(週末は午後回のみ)にライブで クイズゲーム を提供する 無料 の アプリ です。
日本で近いのが、昔 みのもんた さんが司会で人気番組だった、 クイズミリオネア を アプリ で プレイ するような イメージ となります。
クイズミリネオア との違いは、一人一人が順番にクイズに答えるのではなく、同じ回に対してユーザーが 全員一斉 に回答を行うということです。
クイズ は 12問 を 各10秒 で答えていき、間違えるとその時点で終了になってしまいます。
全問正解すると、 ミリオネア にはなれませんが 各回 2,500ドル (回によって異なることもあるよう) の賞金を 正解者全員 で均等割して配分が行われます。
問題と同時にチャットが開かれ、参加者がつぶやいたりしていますが邪魔になるようであれば隠すこともできます。
HQ Triviaは Twitter に買収された、 6秒動画 で一時流行った Vine の ファウンダー だった ラス・ユスポフ さんたちが中心となって作成されています。
シニアアントレプレナー らが手掛けていることからも注目が集まっており、 シードラウンド で 1,500万ドル の資金調達も行いました。
現在の 評価額 は 1億ドル 程度と言われているようです。
HQ Trivia が大人気のわけ
ではなぜ HQ Trivia が大人気となっているのでしょうか。以下順に見ていきましょう。
お金がかかっている
クイズミリオネア も みのもんた さんの独特の間、 50:50 や オーディエンス など見所がたくさんあり人気がありましたが、 視聴者側 が参加することや インセンティブ は特にはありませんでした。
HQ Triviaは誰でも無料で 参加可能 で、 ライブ進行 と同時に クイズ を楽しむことができ、しかも 全問正解 すると 賞金 までもらえるとあれば、やってみたいという方が多いのも 納得 できるでしょう。
報酬 の受け取りは PayPal で払い戻すことと アプリ にためておくことから選択が可能です。
カジュアル にできる
アプリ を インストール して クイズ時間 に起動すれば簡単に参加することができます。
12問 で 各10秒 ずつの制限時間ということであれば、 実質10から15分程度 もあれば1回終わるので、 スマホのゲームアプリ の代替としても人気が出ています。
ユーザー を紹介する仕組みが備わっている
問題 に失敗してしまうと 次の質問 へは進めないのですが、知人などを招待することで次の質問へと進むことが可能となります。
ユーザー を増やすのが一番肝であり難しい アプリビジネス においては非常に良くできた仕組みと言えるのではないでしょうか。
今まで他にも クイズ系 のアプリはありましたが、司会の スコット・ロゴウスキー さんの個性などもあり、今後の人気拡大にも注目です。
HQ Trivia の マネタイズの可能性
大人気の HQ Trivia が今後どのように マネタイズ していくかを見ていきましょう。
スポンサー 付きのクイズ回
一番相性の良いのが スポンサー付き の クイズ回を開催することでしょう。 既にスポンサー付きの回を行い、賞金も高く出せたと発表しています。
最近では ナイキ や ワーナーブラザーズ などが スポンサー となったようです。
エンタメ系 、 消費財 メーカーなど相性が良い企業のスポンサードや、場合によっては地方自治体などとのコラボレーションが考えられるのではないでしょうか。
広告配信
クイズ を ライブ で行うということは、多数の ユーザー が 同時に視聴 を行なっていることを意味します。
テレビ広告 と同様に多数に一斉にリーチができて、 web の 行動履歴 も収集しやすいことから 注目度 が高いと言えるでしょう。
質問 を 広告っぽくしたもの、 クイズが始まる前や 質問間 での広告などを検討しているようですが、現在は ユーザー を増やしている段階ですので、しばらくは無いと考えられます。
プレミアム会員 (有料会員) 化
基本的には 広告モデル での マネタイズ が中心になると考えられますが、お金がかかっているのでユーザーからの 直接課金モデル も可能性があるでしょう。
例えば プレミアム会員 には賞金の金額を優先的に分配したり、有料の会員のみのクイズ回の開催も考えられます。
上記の2つと比べて優先度は低いと考えられますが、 クックパッド や 食べログ など広告とユーザー課金両方を行なっている場合もありますので、圧倒的にユーザー数を増やすことができた次の施策としてあるかもしれません。
モノ と コト を組み合わせる モノガタリ 消費やコンテンツが鍵に
ここ数年 「モノ」 が売れなくなっていることから、 「コト」 消費に注目が集まっています。 一方で コト消費 だけでもうまくいかない例も多数あるのではないでしょうか。
これからは モノ と コト を組み合わせる 「モノガタリ」 消費やコンテンツが鍵になると見ており、 HQ Triviaで考えるとクイズで遊ぶだけではなくお金までもらえるという両軸がうまく組み合わさっていると言えます。
アメリカでは Google カレンダー にチームで HQ Trivia を登録している例もあるようで、チームの コミュニケーション活性化 に繋がっているという声も出ているようです。
また、昔流行っていたものを テクノロジー と組み合わせて アレンジ することで、今後も 大ブレーク のチャンスがあるかもしれません。
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