日本人起業家が立ち上げた、ホテルを家にできる「 エニープレイス 」とは

日本人起業家が立ち上げた、ホテルを家にできる「 エニープレイス 」とは

Airbnb ( エアービーアンドビー )などを始めとした家を貸し出す民泊が一般化してきた中、ホテルを家がわりに出来る「 エニープレイス ( anyplace )」というサービスはご存知でしょうか。

ホテルを家がわりにすると聞くと、マリリンモンローのようなセレブを思い浮かべてしまいますが、徐々に利用者数を増やしているようです。

今回は日本人起業家が立ち上げた、ホテルを家にできる「 エニープレイス 」についてご紹介いたします。

エニープレイス ( anyplace )とは

エニープレイス ( anyplace )とは

画像引用 : エニープレイス ( anyplace )

エニープレイスとは1カ月単位でホテルに住む契約ができるwebサービスです。

現在はサンフランシスコとロサンゼルスのホテルが掲載されており、ニューヨークもcoming soonとなっていることから今後サービス提供される可能性が予想されます。

エニープレイスは日本人起業家である内藤聡さんが立ち上げたもので、資金調達も行なっています。

ユーザーは長く滞在することを前提として、安く宿泊することができるのが一番のメリットでしょう。

サンフランシスコのホテルの場合は月に1,600ドルから借りることができます。ロサンゼルスの方が全体的に相場が高く、2,000ドル以上からです。

予約時にはSecurity Depositとして別で500ドル程度がかかりますが、サンフランシスコのホテルは通常料金が1泊150ドルほどのようで半額以下の料金でホテルに滞在ができます。

ホテルは固定費ビジネスのため、ホテル側も空室で稼働しない部屋があるよりは多少値段を下げてでも安定した収益の確保が見込めるためメリットがあると考えられます。

日本でも同様のサービスは流行るか

日本でもエニープレイスや同様のサービスが出てきた場合、どの程度流行るでしょうか。

利用するユーザー側のニーズから考えると、日本に住んでいる人よりも中期滞在の旅行者や出張などのビジネス利用者が考えられます。

近年訪日外国人の数が増えていることからニーズはありそうですが、1ヶ月以上の滞在をする方はさほど多くないと考えられるのではないでしょうか。

また、部屋を提供するホテル側から考えると上述の通り訪日外国人の数が増加しており、東京や大阪などの主要都市ではホテルの空室率が低い傾向にあります。

人気のエリアやホテルでは安めの値段で固定収入を得るということを選択するホテル業者はあまり多くないかもしれません。

主要都市でもアクセスが若干悪いホテルや人気があまり無いホテルが部屋を提供することが多くなりそうです。

これらから考えると、現状では増加している訪日外国人がそこまで人気の高くないホテルをお手頃に借りられるというニーズを満たすものの、エアービーアンドビーのような大きなビジネスにはならないかなと感じました。

サービス作成自体もそこまで難しくなさそうなため、うまくマネタイズできるサービスは1つか2つ程度になるのかなと思います。

シェアリングエコノミーはまだまだ新しい可能性がありそう

日本でも空きスペースをシェアできるサービスや、洋服やカバン、腕時計をレンタルするサービスが続々と登場しており、シェアリングエコノミーはまだまだ新しい可能性がありそうです。

エニープレイスは日本人起業家が立ち上げをしていることか今後も注目して見ていきたいと思います。

サンフランシスコやロサンゼルスに1ヶ月以上滞在する予定がある場合には、利用を検討してみてはいかがでしょうか。