早稲田大学大学院 商学研究科ビジネス専攻でMBAを取得した露木 諒(つゆき りょう)さんにMBAを取るきっかけ、MBAを取ってよかったこと、現在のお仕事、今後の目標、MBA取得者で転職やキャリアに迷われている方へ向けてメッセージをインタビューさせてただきました。
ご経歴について
露木 諒(つゆき りょう)さん
早稲田大学大学院 商学研究科ビジネス専攻でMBAを取得。
株式会社STANDS 代表取締役CEO
https://www.stands.ai/
株式会社PLAY(旧スキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社)
・動画配信SaaS「ULIZA」の事業開発、テックセールス、プロダクトマネージャー等に幅広く従事しました。
・入社時には動画配信の市場がちょうど立ち上がる時期で、そこでプロダクトが存在感を示し、市場が成熟していくまでの様々なフェーズに携われた事は本当に良かったと思います。
MBAを取るきっかけについて
普通に働いているだけでは得られない成長機会を、どうしようもなく作りくなったという勢いみたいな事かと思います。
新卒のときから漠然と起業する事が人生の選択として入っていたために、その準備期間としての位置づけもあったように思います。
実際に事業プランをベンチャーキャピタルの方にプレゼンする機会や、卒業した後もMBAの同期に自社の事業について相談をしたりと、本当に素敵な人脈を築く事もでき、感謝しています。
MBAを取ってよかったこと
上記の通りまずは同じく卒業後スタートアップをやっている仲間に恵まれたことです。
僕がいたゼミは在学中に起業したり、卒業後出会った人と起業したり、という人も多いです。
自分が入学した当時は20代でしたが、WBS(早稲田ビジネススクール)のボリュームゾーンは30代後半〜40代前半あたりな感じで、大企業の中間管理職という方が多いように思います。
そういう意味でも普通に働いているだけではまず出会わない業界の方や、その悩みなどを「同期」という立場で聞くことができ、人生の幅が広がりましたし、大企業の経営課題を解像度高く理解するためにも役に立ちました。
現在のお仕事について
2018年に株式会社STANDSという会社を当時の同僚と共同創業し、代表をしています。
B2B SaaSにおけるオンボーディングの自動化と、ヘルススコアの可視化でカスタマーサクセス支援するプロダクトを開発、提供しています。
参考:Onboarding
提供価値としては、「顧客がプロダクトに価値を感じるまでの時間とストレスを圧縮する」こと。
日本の企業が、SaaSを含めたデジタルのソリューションをより簡単に、効果的に活用するための新しいインフラとなる事を目指しています。
今後の目標について
直近は、とにかく目の前にいる顧客、まだ見ぬ顧客に、できるだけ多くの価値を提供することでしょうか。
そういった試みを全力でやる中で、出会った人の小さな意思決定を変え、部署や会社を変え、その先に、業界や歴史を変えるようなプロダクトを残せれば、これ以上嬉しいことはないと思います。
MBA取得者で転職やキャリアに迷われている方へ
僕は転職の経験がないため、(1社目のち起業なので)まったく参考になるアドバイスできないのですが、そもそもMBAに入る時点で何かしらキャリアに迷いが存在し、変化を起こしたいという方が多い気もします。
MBAを卒業された方であれば、実務経験に加えて体系的な知識が乗っかって鬼に金棒状態かと思いますので、MBA JOBsなどのサービスを利用してよりよいキャリアを掴み取るためのアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。
印象としては、僕の周りのMBA取得者は、起業、転職、希望部署への転籍など、何かしらキャリアにポジティブな変化が起きているように思います。
MBA専門の転職サービスMBA JOBs
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