恵比寿ガーデンプレイスの三越が2021年2月末に閉店
東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスにある恵比寿三越が2021年2月28日に閉店すると発表されました。
恵比寿三越は1994年10月に恵比寿ガーデンプレイスの中核店舗として開業して以来、15年以上に渡って恵比寿の代表的なスポットとして営業を続けていました。
建物は地上2階、地下2階建てで売場面積は18,318㎡と日本橋本店に次ぐ分店という位置付けでした。
一方でガーデンプレイス口の出口まで駅から少し距離があること、最近では駅と直結するアトレ恵比寿の増床などにより経営が芳しくなかったとみられ、2017年から2019年にかけて「新・くらしの館」をコンセプトに全面改装を行っていましたが経営状況の好転には至らなかったようです。
アトレ恵比寿にも三越伊勢丹が運営するイセタンミラーが出店するなどしていますが、今後は三越伊勢丹グループの伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の3店に経営資源を集中するようです。
経営が厳しいと言われている地方の百貨店閉鎖だけではなく、今後は首都圏でも赤字が続いている店舗では閉鎖の動きが活発になることが予想されます。
恵比寿三越の跡地とは
気になる恵比寿三越の跡地ですが、残念ながら今のところ明確な情報は出ておりません。
駅からやや離れている場所で地上2階、地下2階のフロアに入るテナントはどのようなところがあるのか考えてみました。
複数の店舗が入るような商業施設を運営する可能性もありますが、さほど集客が見込めない割に賃料が高いことが予想されるため、昨今の経済状況を見ても難航することが考えられます。
私の予想としては集客力があるメガドンキホーテやニトリが入り、周囲の買い物客を集めるのではないかと見ていましたが、複合施設としてテナントを募集していくようでした。
今のところはライフ、明治屋のスーパーとドラッグストアのトモズが入るようです。
トモズは既に三越と反対側のガーデンプレイスの地下一階にも入っていますが逆サイドにも出店するようですね。
なかなか最新の情報がありませんでしたが、運営元のサッポロホールディングスの情報によると、約35年ぶりにビール醸造を再開する方向で検討しているようです。
1889年に恵比寿ビール(今のエビスビール)の醸造を始め、地名や駅名にもなったゆかりの地での再開。
また、1年半程度をかけて複合施設としてバリューアップする予定でもあるようです。
メガドンキホーテ???(笑)
タイソンズアンドカンパニーが、、、