ドイツのスポーツウエア大手アディダス(Adidas)が2月16日、グループ傘下のブランドの米リーボック(Reebok)を売却すると発表。
アディダスは2006年にリーボックを取得し、店舗閉鎖やコスト削減などを行ってきたが、なかなか業績の上向きが見られずにいることから断念したようです。
昨年12月にリーボックに関する選択肢を検討していることを明らかにしていました。
アジアを中心に競合するスポーツ用品メーカーやプライベートエクイティー、投資ファンドなどがリーボック買収に関心を示しているようです。
伊FILA(フィラ)が2003年にアメリカの投資ファンドであるサーベラス・キャピタル・マネジメントに所有権が売却されてから、韓国向けの販売子会社として設立された「フィラコリア」に逆買収され、本部を韓国ソウルに移転する事もあったようにアジア圏でマーケティングを強める可能性が考えられます。
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