米Googleが6月17日(米国時間)に同社初となる常設型の直販店「Google Store」をニューヨークのチェルシー地区にてオープンしました。
構想から4年ほどを経てオープンしたと言われていますが、どのような特徴があるのでしょうか。
今回は世界初Googleのリアル店舗Google Storeについてご紹介いたします。
Google Storeについて
Google Storeでは同社の製品であるPixelやNest、Fitbitといったハードウェアのお試しや購入ができるだけでなく、製品のレクチャーを受けたり、新製品の展示として利用されるようです。
また、修理受け付けやトラブルシューティングなども専門のチームがその場で回答もしれくれます。
店内にはスマートフォンケースや周辺機器も用意されており、TシャツなどのGoogleグッズも販売されています。
店舗も建物の環境性能評価であるLeadership in Energy and Environmental Design(LEED)でプラチナ評価を得るなど、環境に考慮したことをPRしているようです。
LEEDは非営利団体USGBCが開発、運用している、ビルト・エンバイロメント(建築や都市の環境)の環境性能評価システムで、日本のプラチナ評価を受けているのはイブ・サンローラン銀座店などがあります。
参考:Leadership in Energy & Environmental Design
Googleの売上のほとんどが広告収入でしたが、今後はクッキーの制限などによる広告規制の影響が出てくる可能性もあるため、消費者との接点を持ちブランド力と顧客エンゲージメントを高めていきたいという狙いがあるのではないでしょうか。
おそらくApple Storeをベンチマークにしていくのではないかと思いますが、Appleはデザインなどを重視しているスマートさやクリエイティビティをブランドイメージとして確立している一方でGoogleにそのようなイメージをお持ちの方は少ないと思います。
使いやすさや親しみやすさを追求していくのかAppleのような方向性に行くのか注目しています。
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