大手コンビニチェーンのローソンがローソン銀行で法人向けサービスのATM入金サービス 金庫がわりクンをスタートしました。
今回はローソン銀行の法人向け口座「ATM入金サービス 金庫がわりクン」についてご紹介させていただきます。
目次
ローソン銀行とは
参考 : ローソン銀行 金庫がわりクン
ローソン銀行は大手コンビニエンスストアチェーンのローソンが親会社のネット銀行です。
小売業が設立した銀行としてはセブン銀行(セブン&アイ・ホールディングス主導)、イオン銀行(イオングループ主導)に次ぐもので、「新たな形態の銀行」に分類されます。
2016年11月25日に「ローソンバンク設立準備株式会社」として設立、2018年6月1日にローソン・エイティエム・ネットワークスから「ローソンATM」事業を承継し企業としての業務を開始しました。
その後2018年10月15日に銀行としての業務を行い始めました。
ローソン 95%
三菱UFJ銀行 5%
という持ち分比率の会社になっています。
ローソン銀行の法人向けサービス 金庫がわりクンの特徴とは
ここからはローソン銀行の法人向けサービス 金庫がわりクンの特徴について見ていきましょう。
なお、個人事業主では口座開設ができませんので予め注意しましょう。
法人口座の月額費用が無料
銀行の法人口座を利用するとメガバンクなどは基本的には毎月費用がかかります。
一方でローソン銀行はネット専業銀行のため、法人口座でも月額費用は無料で利用することができます。
お近くのローソンにあるローソン銀行ATMで24時間365日入金が可能!
金庫がわりクンは、毎日のお店の売上金を、お近くのローソン銀行ATMで入金できるサービスです。
売上金はローソン銀行のお客さま自身の口座に入金されるので、インターネットバンキングを利用して簡単に残高、入金明細が確認できます。
入金専用口座のため不正利用の心配がない
入金専用カードなので、万が一カードを紛失しても出金されることはありません。
複数店舗の売上金も一つの口座で一括管理
複数店舗の売上金を1つの口座で管理することが可能です。
インターネットバンキングを利用して、メインバンク口座への振込も可能です。
お得なコースを選択可能
手数料コースは3種類あります。
お客さまごとに、ご利用頻度に合わせてお得なコースをお選びいただけます。
<入金手数料(1店舗当たりの入金手数料)>
- Aコース:330円/回(税込)
- Bコース:440円/日(税込)
- Cコース:11,000円/月(税込)
※月間手数料は、1ヵ月あたりの入金の利用があった日数の累計になります。
※入金の利用のない月はその店舗に関し手数料はかかりません。
※上記は1店舗当たりの入金手数料(消費税含む)になります。
2021年3月31日(水)までにお申し込みをすると、2021年6月30日(水)23時59分まで入金手数料が無料になるお得なキャンペーンの特典を受けることができます。
金庫がわりクンがおすすめの方について
金庫がわりクンがおすすめなのはどのような方なのか見ていきましょう。
基本的には入金専用の口座のため、飲食業やサービス業など店舗ビジネスで現金を多く取り扱う法人の方になります。
例えば以下のようなお悩みをお持ちの方にはぴったりと言えるでしょう。
- 売上金の現金を一晩お店で保管するのは心配。家に持ってかえるのも危ない
- 店舗スタッフに遅い時間に夜間金庫に行ってもらうのは防犯面が心配
- 毎日遠くの銀行窓口に行くのは大変。窓口は時間が限られているし不便
- 入金機や回収サービスの利用にかかる費用が高い。経費削減を検討中
金庫がわりクンの申し込みの流れについて
金庫がわりクンの申し込みの流れについて見ていきましょう。
法人の口座開設申込
まずは口座開設の申し込みを行います。
必要書類の郵送
続いて以下の必要書類の郵送を行いましょう。
- 共通印鑑票兼暗証番号届出書(申込書)
- 履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
- 取引担当者さまの本人確認書類
- 事業内容確認書類(法人設立届出書の控え、会社案内など)
郵送物の受け取り
無事に口座開設ができたらキャッシュカード、ワンタイムパスカードなどが送られてきますので受け取りましょう。
法人の銀行口座開設完全ガイド
銀行の法人口座開設は年々審査が厳しくなっているのが実情です。
そのため、法人口座を開設するためには銀行口座開設の目的と事前準備をしっかりと確認しておき、戦略的に行うことがおすすめです。
実際に私が法人口座を開設した経験を踏まえて参考になりそうな記事をまとめてみましたので、ご関心ありましたら参照いただければと思います。
現金の扱いが多い店舗型ビジネスの企業におすすめ
ローソン銀行金庫がわりクンは入金専用口座のため、現金の扱いが多い店舗型ビジネスの企業におすすめと言えるでしょう。
普段使う出金やお振込などは別で法人口座を持つ必要がありますが、入金用に口座開設を考えている方であれば、お申し込みをしてみても良いと思います。
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