金融サービスの中でもITの技術を取り入れたフィンテックが広がっていく中、ソーシャルレンディングのサービスも広がりをみせています。
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたいと考えている会社と、お金を投資したいと考えている投資家を、ネットを通じてマッチングするサービスです。
今回はファンズ株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスFundsの特徴と評判についてご紹介いたします。
ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングの運営会社は、投資で運用したいと考えている個人投資家から小口でお金を集め、その資金を元に企業に融資をします。
ソーシャルレンディングのサイトにもよりますが、多くは最低投資額が1万円と少ない元本金額で始められるため、新たな投資方法として人気を呼んでいます。
日本では2008年にmaneo社が個人向け融資を始めましたが、貸し倒れ率が高い事もあってうまくいきませんでした。
その後、企業向けへの融資に切り替えたところ、市場が急成長することになりました。
ソーシャルレンディングの仕組みとしては、ソーシャルレンディングの運営会社が個人投資家よりお金を集めて、資金を会社に貸し出します。
借りた側は契約時に結んだ利率を含めて資金を返済する必要があります。
そして、ソーシャルレンディング運営会社は、利率から手数料や報酬を除いた残りを、出資額に応じて個人投資家に分配します。
例えばソーシャルレンディング運営会社が個人投資家からお金を集めた後、会社に資金を利率10%で貸し出したとします。
借りた会社は契約に基づき、返済額と10%の利率をソーシャルレンディング運営会社に支払います。
ソーシャルレンディング運営会社は規約に基づき、5%を報酬として受領した後、残りの5%を個人投資家に出資額に応じて分配するといった流れです。
Funds(ファンズ)とは
Fundsはファンズ株式会社(旧社名クラウドポート)が運営しているソーシャルレンディングサービスで、小規模投資から大型投資まで幅広く投資が可能です。
投資する企業は審査を通過した企業のみで構成されており、 ファンドの予定利回りは1.5%〜6%程度とコツコツと資産を形成することが期待できます。
ファンドを通じて企業の収益事業に投資することで、利息の分配を期待できる資産運用方法です。
Fundsでは、『上場企業』や『監査法人が監査をしている会社』『ベンチャーキャピタルなどから出資・投資を受けている成長が期待されるスタートアップ』が募集するファンドに投資できます。
投資家の方は貸付ファンドを通じて、企業への貸付けに対して投資し、その利息をもとに分配金を得ることができます。
Funds(ファンズ)の特徴
Fundsの特徴について見ていきましょう。
少額から投資が可能
Fundsでは1円から投資が可能(利息は1円以下は切り捨て扱い)と初心者の方が少額からでも試しやすいサービスです。
投資が初めての方や少しずつ金額を増やしていきたいといった方にもおすすめになります。
投資の手間を抑えられる
Fundsは利回りと運用期間が予定されている金融商品です。
一度投資してから元本と利息が返済・分配されるまでに行うことは多くありません。
株式のように、常に相場を見張って売買する必要が無いため、お仕事や家事などで普段は忙しい方でも始めやすい投資です。
安定した利回りが期待できる
Fundsは、ファンドを通じて企業の収益事業に投資することで、利息の分配を期待できる資産運用です。
株価や為替のような日々の市場価格の変動は無く、ファンド組成企業の事業進捗が順調であれば、期待したリターンが得られます。
ハイリスクハイリターンの投資よりも、利息でコツコツと資産形成したい方に向いている投資と言えます。
項目 | 内容 |
---|---|
対応業種 | 不動産投資、大手企業、ベンチャー企業など |
手数料 | 投資口座への振込み:お客様負担 |
ポイント | クラウドファンディングに関するメディアも行なっている |
企業情報 | ファンズ株式会社 |
設立 | 2016年11月 |
少額から投資が可能なため投資初心者にもおすすめ
Fundsのソーシャルレンディングサービスは少額から投資が可能なため、投資初心者にもおすすめです。
上場している株式などとは違うためすぐに現金にすることが難しいので、しばらく使う予定のない余裕資金で行うようにしましょう。
まずは少額からでも試してみて成果が出てきたら少しずつ増額しても良いでしょう。
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