ビジネスローンの特徴とおすすめの事業者、サービス一覧を比較

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ビジネスローンの特徴と事業者、サービス一覧を比較

ビジネスローンとは

ビジネスローンとは、事業資金を必要とする中小企業や個人事業主を対象としたローンのことです。

担保として不動産や連帯保証人を付ける必要がない無担保ローンである点が大きな特徴です。

事業規模の拡大、新しいビジネスの展開、設備投資、想定外の支払いの発生など、ビジネスにおいては様々な場面で資金調達の必要性が生じます。

そのようなときはビジネスローンを利用することでまとまった資金の借り入れを受けることができます。

ビジネスローンの選び方と気をつけておくべきポイント

ビジネスローンの選び方と気をつけておくべきポイント

ビジネスローンには様々な種類があり、どのサービスを選ぶべきかは状況によって異なってきます。

続いて、ビジネスローンを選ぶときに着目するポイントについて解説いたします。

即日融資が可能か

ビジネスローンには、最短即日融資が可能なサービスと、融資まで日数がかかるサービスがあります。

返済日が翌日に迫っているような場合には即日融資が可能なビジネスローンを選ぶ必要があります。

即日融資が可能なビジネスローンは、審査対象となる企業を点数化して評価する「スコアリング」と呼ばれるシステムを導入し、承認のフローを簡易化しているのが一般的です。

一方、審査を慎重に行うサービスでは申し込みをしてから実際に融資を受けられるまで日数を要します。

審査が通るか

この後に詳しくご説明するようにビジネスローンを利用するためには審査があり、審査を通ることができなければ借り入れを受けることはできません。

ビジネスローンは銀行借り入れなどと比べると比較的審査が緩いのが特徴ですが、それでもサービスによって審査が甘いものと厳しいものがありますので、会社の信用力に応じて適切なサービスを選ぶ必要があります。

借り入れの限度額はいくらか

ビジネスローンはサービスによって融資額が異なるため、会社が必要な資金を借りることができるサービスを選ぶ必要があります。

有担保ローンと比べると借り入れができる金額は大きくなく、担保がない場合には最高でも1000万円となっています。

また、初回の借り入れで調達できるのは100万円から200万円程度で、利用実績が積みあがるにつれて徐々に融資額の増額が可能になります。

担保を提供できる場合や、他社への売掛金がある場合には数千万円から数億円の資金を受けることができるサービスもあります。

ビジネスローンの審査とは

ビジネスローンの審査とは

ビジネスローンでは他のローンと同様に借り入れの際に審査があり、審査を通らなければ借り入れを受けることができません。

社歴の長さが重要

ビジネスローンの審査で重視されるのは「業歴」すなわち経営を継続している年数です。

経営が長ければ長いほど安定した企業と判断され、融資を受けやすくなります。

融資を受けるためには最低でも1年、できれば2年以上の経営実績があった方が良いと言われています。

中には過去の決算を2期分提出が必須のビジネスローン会社もあるので事前に確認しましょう。

審査では決算書を見られる

ビジネスローンの審査では会社の資金繰りの状況を示すために決算書一式を提出する必要があります。

これにより会社の経営状態がチェックされ、融資の可否や金額が判断されます。

決算では黒字か赤字ということもありますが、キャッシュフローの良し悪しも重要なポイントです。

保証人を付けると審査を通過しやすい

ビジネスローンは保証人を付ける必要がない無担保ローンであると説明しましたが、十分な資金と返済能力を持つ連帯保証人を付ければ審査の通過率は格段に上がります。

申し込みブラック

半年以内に4社以上のビジネスローンや銀行融資に申し込みをしていると、資金繰りが危機的な状態にあると判断されて審査に通りづらくなります。

このことを「申し込みブラック」といいます。

信用情報には過去にその会社の信用情報をチェックした人の履歴が残っているため、短い期間に複数の金融機関がチェックをしているときには「他の会社にも申し込みをしたがどこからも審査を通してもらえなかった」と判断されてしまうことになります。

ですので、ビジネスローンを利用する際には複数の会社を比較してそこから2社か3社をピックアップして申し込みをするようにしましょう。

4社以上ピックアップしないのは、3社の審査に落ちた時点で他の会社の審査に通る可能性が極めて低いからです。その際は別の資金調達方法を検討しましょう。

経営者個人も審査対象となる

ビジネスローンの審査では、会社そのものだけでなく経営者個人も審査の対象となります。

経営者個人に多額の借り入れがある場合や、個人として会社に貸付けを行っている場合には審査に通りづらくなります。

ビジネスローンの申し込み方法とは

ビジネスローンの申し込み方法はサービスによって異なりますが、インターネット、電話、窓口などで受け付けてもらうことができます。

その後、審査の必要書類を提出する必要があります。

どのビジネスローンを利用する場合でも必ず提出しなければいけないのが、申込者の本人確認書類です。

運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなどがこれに当たります。

審査の際に事業の経営状況を確認するための決算書や確定申告書の提出も求められます。

1期分または2期分の決算書や確定申告書が必要になる場合が多いので、手元に用意しておくようにしましょう。

その他に、印鑑証明書、住民票、納税証明書、税務申告書、登記事項証明書(履歴事項全部証明書)、事業計画書、収支計画書などの提出を求められることがあります。

提出を求められる書類はサービスによって異なりますので、利用したい会社のホームページやパンフレットなどで確認するようにしましょう。

サービスまとめ

続いて、代表的なビジネスローンのサービスとその特徴について解説いたします。

ビジネクスト

ビジネスローンの特徴と事業者、サービス一覧を比較 ビジネクスト

ビジネクスト株式会社が提供しているビジネスローン・カードローンは、個人事業主・法人経営者向けの代表的なサービスです。

ビジネクスト株式会社はアイフル株式会社の完全子会社の大手消費者金融です。

ビジネクストの大きな特徴は、法人向けの融資実績が豊富な点で、累計口座数12万件以上と安心して利用することができます。

最大限度額は1,000万円で、金利は3.10%〜18.0%で、最長返済期間は60か月です。

申し込みの際には代表者の本人確認書類、決算書、個人事業主の場合は事業内容確認書などが必要です。最短で即日で融資を受けることが可能です。

資金調達プロ

ビジネスローンの特徴と事業者、サービス一覧を比較 資金調達プロ

「資金調達プロ」は、株式会社セレスが提供するサービスです。

他社への売掛金を有する会社が対象のサービスで、最低で100万円、最高で3億円を資金化することができます。

資金調達プロの特徴は、簡単な診断でいくら資金調達を受けられるか無料でわかる「10秒カンタン無料診断」を提供している点です(ただし、正式な審査は別途必要です)。

無料診断を受けると資金調達のポイントをまとめた「資金調達成功マニュアル」を3つ無料でもらうことができますので、とりあえずどの程度の資金を受けられるのか知りたい、資金調達にどのような手段があるのか知りたいという方にお勧めです。

MRF

ビジネスローンの特徴と事業者、サービス一覧を比較 MRF

株式会社エム・アール・エフが提供する「MRF」は個人事業主・法人向けのサービスです。

満期に一括で返済する「長期間元金据置プラン」が特徴で、毎月の返済は利息のみとなります。

また、ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者が多数在籍しているのも特徴です。

高額な売掛債権が発生する企業、長期の手形による売上がある企業、物件を購入して転売する不動産業者などにお勧めです。

下限金利は4.00%、上限金利は9.90%、最長返済期間は240か月、融資最大金額は3億円です。

申込み時の必要書類として、代表者の本人確認資料2点、不動産登記簿謄本、公的な営業許可証又は届出書、事業実績を証する書類)決算書・青色申告書・確定申告書・納税証明書、資金繰り計画等の書類など]、残高証明書(または返済予定表と引落通帳)が必要です。

ユニーファイナンス

ビジネスローンの特徴と事業者、サービス一覧を比較 ユニーファイナンス

ユニーファイナンスは、株式会社ユニーファイナンスが提供している個人事業主・法人経営者向けのビジネスローンです。

無担保でも最大300万円までの借り入れが可能で、不動産担保、有価証券担保、保証人などがあれば、数千万円単位の借り入れを受けることができます。

プロミスと提携しており、プロミスのATMで借り入れや返済が可能なのも特徴です。

下限金利は6.00%、上限金利は14.00%で、最長返済期間は120か月です。即日の融資を受けることはできず、審査に数日かかります。

キュッパ(Qpa)

ビジネスローンの特徴と事業者、サービス一覧を比較 キュッパ Qpa

株式会社キュッパが提供する「キュッパ」は、売掛金を持つ法人や個人事業主を対象としたサービスです。

事業者に対する売掛金債権、工事請負代金債権、運送料債権など対象となる債権を有していると、審査結果に応じて売掛先1社に対して10万円から1億円まで資金化することができます。

売掛金を中心に審査が行われるため、赤字決済の企業や開業したばかりの企業でも審査が通りやすいのが特徴です。

最短で当日の資金調達も可能です。

審査のために必要となる書類は、代表者の本人確認書類、会社謄本、直近2期分の決算書、成因資料(注文書・契約書・発注書・納品書・請求書など1案件につき2点)、入出金の通帳、納税証明書です。

計画的な資金調達と利用を

会社の資金調達の手段には様々ありますが、運転資金、つなぎ資金、起業資金、設備投資、仕入資金、従業員の給与支払い資金、納税資金など急を要する資金調達であればビジネスローンがお勧めです。

ここ一番というビジネスチャンスを逃さないためにも、資金調達で困ったときにはビジネスローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

証券会社、IT企業役員、ベンチャー企業などを経て2016年10月より独立。2017年7月合同会社Milkyways設立、代表社員CEO。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻(WBS)修士課程卒。専攻はベンチャー企業論、ベンチャー経営論。ラーメン好き。