ベンチャー企業への転職面接の際に気をつけておくべきポイント

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ベンチャー企業への転職面接の際に気をつけておくべきポイント

近年では新しく設立されるベンチャー企業の数が増えており、新卒・中途ともに人気が出ています。

一方で離職率が高い企業も多く、特に転職する際には面接でお互いにマッチしているかどうかを見極めることも重要です。

今回はベンチャー企業への転職面接の際に気をつけておくべきポイントについてご紹介いたします。

会社と社長についてよく調べておく

転職を行うにあたっては会社について下調べしておく必要があります。

これはベンチャー企業に関わらず必須のことですが、ベンチャー企業においてはさらにしっかりと調べておくことがおすすめです。

例えば設立がいつなのか、ビジョンは何か、社長の経歴はどのようなものかといったことは入社してからも非常に重要なポイントとなるでしょう。

社長について見るべきポイントとしては、

  • 「過去にどのような会社や業界で働いていたのか」
  • 「過去にどのような職種で働いていたのか」
  • 「初めての起業か、2回目以上なのか」
  • などが挙げられます。

    現在の業界と同じ業界で働いていた場合には、過去の知見やネットワークなどを活かしているのかなと考えられます。

    過去の業界と違う場合には、何らかの問題意識やビジネスチャンスを見出して独立したと考えられるでしょう。

    また、ベンチャー企業は人が比較的少ない企業が多いこともあり、自社のビジョンとマッチしているかを重視します。

    面接の際には自分自身と企業風土が合っていることをしっかりと伝える必要があり、そのためにも企業の生い立ちや社長の経歴を頭に入れておくことがおすすめです。

    「なぜこの会社なのか?」という質問は必ず聞かれますので事前に整理しておきましょう。

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    2018年1月18日

    入社してどのようなことができるのか明確に伝える

    入社してどのようなことができるのか明確に伝える

    企業は営利目的であり、給料を支払う以上の貢献をあなたに求めてきます。

    特にベンチャー企業はまだ赤字の場合も多く、大企業と比べて研修や育成に費やす時間と費用が極端に少ない場合が多いです。

    それよりも成果を出して会社とともに自分自身も成長させていけるようなスタンスを求められる場合が多いのではないでしょうか。

    そのためには自分の強みをしっかりと把握して面接の際に明確に伝えましょう。

    また、会社にどのような課題があるかについても確認しましょう。

    その課題に対してどのように自身が貢献出来るのか、もしくは課題に対して貢献していけそうなのかイメージを持ってもらえるように伝えることが必要になります。

    嘘をつかずに答える

    嘘をつかずに答える

    面接が進むにつれて、あまり答えたくない質問が出てくる可能性もあります。

    例えば短期間で離職してしまう場合や転職回数が多い場合には面接官も気になるのではないでしょうか。

    しかし、答えにくい質問に対しても嘘をつかず、誠実に受け答えする事が結果として信頼感を得られることに繋がります。

    また、ベンチャー企業は経歴など様々な方がいる場合も多く、上述のように入社してどのようなことができるのか明確に伝えることができれば多少マイナスのポイントがあっても採用につながるケースもよくあります。

    聞いておきたいことは事前に確認する

    面接は自分が見られている場ではありますが、逆に企業を見極める重要な場でもあります。

    そのため聞いておきたいことは事前に確認するようにしておきましょう。

    業績はどうなのか、将来見据えている事業計画はどのようになっているのか、自分のポジションや近いポジションにどのような人がいるのかと言ったことは聞いておくことがおすすめです。

    他にも聞きたいことがあればメモやリストを作っておいて面接の際にしっかりと聞いておくことで、入社後のミスマッチが減ることにつながる可能性が高いと思います。

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    2017年9月20日

    対策を行ってお互いの相性を見極めていこう

    転職するにあたり、ベンチャー企業かどうかに限らず職歴や能力は一定以上必要になります。

    しかし、職歴やスキルは一長一短で改善出来ることではありませんので、中長期的視点も必要になってくるでしょう。

    一方で企業の採用面接では経歴やスキルだけを見ている訳ではないく、人柄や会社の雰囲気に合っているか等を確認することになります。

    事前にできる対策はしっかりと行いつつ、自分がこの会社に合っているのかどうかを見極める場であることも意識してみましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

証券会社、IT企業役員、ベンチャー企業などを経て2016年10月より独立。2017年7月株式会社Milkyways設立、代表取締役CEO。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻(WBS)修士課程卒。専攻はベンチャー企業論、ベンチャー経営論。趣味はダンスとラーメン。