目的別に選ぶ、企業が動画配信を利用するためのプラットフォームについて

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目的別に選ぶ、企業が動画配信を利用するためのプラットフォームについて

企業が動画を使ったビジネスを広げていく中、動画配信プラットフォームにも様々なサービスが登場しています。

無料で利用できるものから比較的ハイエンドのサービスまで幅広くあるため、どのサービスを使うべきか悩む方も多いはずです。

今回は目的別に選ぶ、企業が動画配信を利用するためのプラットフォームについてご紹介いたします。

動画配信プラットフォームとは

動画配信プラットフォームとは動画を配信するためのプラットフォームのことです。

動画配信サイトではなく、法人向け動画配信システムを利用した配信方法です。

動画配信システムや動画配信CMSなどとも呼ばれており、ビジネス向けの動画配信をすることができます。

企業の利用が中心ですが、大学や予備校のような教育機関でも多く利用されています。

法人向けの動画配信プラットフォームは大小合わせておそらく数十種類はあり、どこをポイントとして選定するか迷われる方も多く私に相談が寄せられることもあります。

目的別に選ぶ、企業が動画配信を利用するためのプラットフォーム

目的別に選ぶ、企業が動画配信を利用するためのプラットフォーム

動画配信プラットフォームで一番重要なことは安定した配信ができるかどうかになります。

動画を使ったビジネスの中で最もクレームになるのが動画が見れないことだからです。

安定した配信は企業の規模もありますが、サービスの実績や品質に関する部分が大きいですので事前に必ず確認するようにした方が良いでしょう。

法人向け有料動画配信システムの選定ポイントと比較 まとめ一覧についてより詳しく知りたい方は以下の記事もおすすめです。

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安定した配信は動画配信を行うにあたっては前提条件となるため、どのような動画配信プラットフォームを選べば良いのかを考える際には、自社がどんな目的で動画配信を行うかから逆算するとニーズに合いやすいと思います。

代表的な動画配信の目的別に見ていきましょう。

海外向け配信

国内向けに配信するのか海外向けへも配信するのかによって選定基準は変わってきます。

国内向けであればあまり気にする必要性はありませんが、海外向けにも配信をしたい場合には国内ベンダーだけではなく、グローバルでサービスを提供している動画配信プラットフォームを選定するのがおすすめです。

動画の場合はファイルコンテンツが重いため、日本国内にあるサーバからのみでグローバルに配信すると読み込みに時間がかかったり遅延する可能性も考えられます。

海外向け配信を行うのに向いている動画配信プラットフォームのポイント

  1. グローバルでサービスを提供している動画配信プラットフォームを選定するのがおすすめ。
  2. 中国でも配信したい場合には事前にファイアウォールなどを確認しましょう。

動画マーケティングを行いたい場合の動画配信プラットフォームの選定

動画マーケティングを行いたい場合の動画配信プラットフォームの選定

動画を使ったマーケティングはBtoC、BtoB共に盛んに行われており、費用対効果が計りやすいこともあって多くの企業が取り入れています。

SNSとの連携やシェアが簡単か

動画マーケティングはターゲットとなりそうなユーザーになるべく多く届けることが重要です。

届ける方法は色々ありますが、動画配信プラットフォームの機能としてSNSアカウントとの連携やシェアボタンを簡単に付けられるものがあると便利です。

費用がどれくらいかかるか

ターゲットとなりそうなユーザーになるべく多く届けることが重要とご紹介いたしましたが、企業向け動画配信プラットフォームは動画の再生数やコンテンツ配信量(動画転送量などとも呼ばれます)に応じて従量課金になっている場合も多いです。

マーケティング担当者としてはたくさんの人に見られるということはリーチを広げられたということで一定の成果になりますが、それ以上にコストが発生してしまう可能性もあるため事前に費用の確認をしておきましょう。

たくさん再生されても固定費用の動画配信プラットフォームもありますが、CDNがついていなかったり同時接続数に制限が設けられていることがありますので、費用だけではなく機能面の確認もしておくことがおすすめです。

バズを狙いたいのであれば無料で利用できるYouTubeを併用しても良いかもしれません。

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動画マーケティングを行うのに向いている動画配信プラットフォームのポイント

  1. 動画配信プラットフォームの機能としてSNSアカウントとの連携やシェアボタンがあると便利。
  2. 仮にたくさん動画が見られた場合の費用面の確認を事前に行っておきましょう。

社内、会員限定配信

社内や会員限定での動画配信になりますので、情報が外部に漏れないようなセキュリティの環境で行われなければなりません。

例えば研修動画や自社商品・サービスの説明のための動画配信、FC店への情報共有についてなどがあります。

既に限定で見れるイントラや会員ページなどをお持ちであればそこに動画を載せるだけでも良いですし、別で動画サイトを新しく構築する場合には会員管理や動画管理が簡単に利用できる動画配信プラットフォームの利用がおすすめです。

以下の記事でご紹介している2社のサービスにはサイト基本設定、アカウント管理、チャンネル管理、コンテンツの投稿・管理、閲覧履歴取得、お知らせ管理、お問い合わせ管理、一斉メール配信などの機能を標準で備えています。

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社内、会員限定配信を行うのに向いている動画配信プラットフォームのポイント

  1. 配信や動画の管理などセキュリティが高いかどうかを確認しておきましょう。
  2. 新しく動画サイトを構築する場合には会員管理もついている動画配信プラットフォームの利用がおすすめ

動画投稿、動画共有

動画投稿、動画共有

ユーザーや社員などから動画投稿、動画共有をしてもらい、双方向のコミュニケーションを行う方法です。

動画の投稿方法はYouTubeのようにブラウザやアプリなどオンライン上でアップロードしてもらうのが一番便利ですが、自社で0から作ると費用と工数が比較的かかってしまうため、機能を備えている動画配信プラットフォームがおすすめになります。

組織内の動画共有サイトとしてコミュニケーションの活性化や、TV局が視聴者からの投稿管理として利用されている事例があります。

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動画投稿、動画共有を行うのに向いている動画配信プラットフォームのポイント

  1. 動画投稿、動画共有もついている動画配信プラットフォームの利用がおすすめ。
  2. 動画の他に画像などのデータも投稿したい場合には対応しているか確認しておきましょう。

動画の販売、有料配信

動画を販売したり、有料会員になってもらい限定的に配信をする方法です。

課金方法には単品販売と月額固定費用、両方を合わせた単品+月額課金の3種類があります。

昔は単品販売が多く見受けられる時もありましたが、最近ではサブスクリプションモデルが定着してきたこともあって月額課金が主流を占めています。

販売する側も月額課金の方が売上の予測を立てやすいためユーザーが増えてくれば安定した収益を得ることができますが、毎月良質なコンテンツを出し続けなければ退会となってしまうため、コンテンツの品質とボリュームの両方が求められます。

動画の販売を行うにあたっては違法ダウンロードやコピーなどセキュリティが高いことが第一の条件となるでしょう。

セキュリティを高めた配信には暗号化配信やDRM(デジタル著作権管理)などを備えた動画配信プラットフォームを利用することがおすすめです。

また、新しく動画販売サイトを構築する場合には課金決済もついている動画配信プラットフォームの利用も検討してみましょう。

決済方法は多い方がユーザビリティは高くなりますが、最低限クレジットカード、銀行引き落としあたりがあればまずは良いかなと思います。

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動画の販売、有料配信を行うのに向いている動画配信プラットフォームのポイント

  1. 違法ダウンロードやコピーなどセキュリティが高いかどうかを確認しておきましょう。
  2. 新しく動画販売サイトを構築する場合には課金決済もついている動画配信プラットフォームの利用もおすすめ。

動画eラーニング

動画eラーニング

最近では働き方改革と合わせて新型コロナウイルスの影響もあり、リモートワークの方やオンラインで授業を受講するケースが増えてきています。

その中でも動画は情報量が多いこともあって効果が高いことから動画を利用したeラーニングを実施している企業や学校も増加してきました。

誰がどの動画をいつ何回視聴したのかをシステム側で把握することや、学習の進捗管理機能も合わせた動画配信プラットフォームを利用するのが便利です。

また、eラーニングの場合何度も同じ動画を見て覚えることも多いことから、1.5倍速や2倍速など動画の再生速度を変更できる機能があるとユーザビリティが高くなるでしょう。

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動画eラーニングを行うのに向いている動画配信プラットフォームのポイント

  1. 学習の進捗管理機能も合わせた動画配信プラットフォームを利用するのがおすすめ。
  2. 1.5倍速や2倍速など動画の再生速度を変更できる機能もついているとユーザー側が勉強しやすい。

ライブ配信

最近ではオンラインセミナーなどライブ映像の配信も増えてきており、リアル感やチャット機能をつけることで双方向のコミュニケーションを取ることもできます。

オンデマンド配信よりもライブ配信で動画が見れないと致命的な事態になりかねませんので、安定的に配信ができる動画配信プラットフォームを最優先にしましょう。

初めての場合にはテストでしっかりと確認することもお勧めいたします。

編集する場合もあるかと思いますが、ライブで流した映像をそのままアーカイブとしてオンデマンド配信できる機能もあると利便性が高まりやすいです。

ライブ配信を行うのに向いている動画配信プラットフォームのポイント

  1. ライブ配信が安定して配信できるかどうかを必ず確認しておきましょう。
  2. ライブで流した映像をそのままアーカイブとしてオンデマンド配信できる機能もおすすめ。

目的にあった機能を持っている動画配信プラットフォームを選定しよう

動画配信プラットフォームには様々な機能を持つものもあり、費用感もサービスによってまちまちとなります。

多機能なサービスの方がもちろん良いですが、自社の目的にあったサービスを選定することが重要です。

まずはオンラインで情報を収集してみて気になる動画配信プラットフォームがあればお問い合わせや話を聞いてみましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

証券会社、IT企業役員、ベンチャー企業などを経て2016年10月より独立。2017年7月合同会社Milkyways設立、代表社員CEO。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻(WBS)修士課程卒。専攻はベンチャー企業論、ベンチャー経営論。趣味はサルサとラーメン。